1948-06-10 第2回国会 参議院 通信委員会 第12号
併しながら今囘のことは今申上げました通り、その解繹に多少疑義のある點が實はございましたので、そうした官側、指導者側において多少疑義のあるような問題を、直ちにこのいわゆる反動的な方法で以て處斷するというようなことは、勞働政策上これは必ずしも當を得ていないというような結論に實は達した次第でございます。
併しながら今囘のことは今申上げました通り、その解繹に多少疑義のある點が實はございましたので、そうした官側、指導者側において多少疑義のあるような問題を、直ちにこのいわゆる反動的な方法で以て處斷するというようなことは、勞働政策上これは必ずしも當を得ていないというような結論に實は達した次第でございます。
連合會の執行部ばかりでなく、北海道全體の連合會の中に本當の共産黨員といえば數える程しかおらない、こういう事實を政府ははつきり把握しておられるかどうか、そうして又簡單に結論が出て来るところの、非常に鬪爭が熾烈であるとか、主張が強硬だということを共産黨と結び附けたり、或いは又共産主義を持つている指導者が一方的に引ずり廻しているとか指導しているということの結論を早計に出されるということは、誠に組合に對する勞働政策
この危機を乘り越え、日本の再建を全うするためには、勞働政策の成否のいかんがかかつて重大な岐點になるわけでま有ます。特に今日のようなはげしい物價高によりまして、勞働者の生活は極度に窮乏に陷つておるのでございまして、こうして點から次々に勞働爭議が頻發されておるのであります。むろんこの多くの勞働爭議の中には、あるいは何でも反對だというようないき過ぎた面もあるのでございます。
また第二に、從來民主黨の政權のもとにおいて新勞働政策がとられ、その結果勞働組合の異常なる発展を來し、あるいは勞働者側の勢力が企業者側の勢力を上から壓倒するような勞働組合側の行過ぎを呈しておる以上、アメリカの國民經済の運営ないしは繁榮のためには、この勞働組合の行過ぎを矯正ないしは抑制しなくてはいけない。こういう立場をとつておるのであります。
いわゆるやみ物價の調べとか、あるいは物資の偏在状況を摘發するとか、あるいは商人のそういう行爲を嚴重に監視するとか、そういつた方法でひとつやつてもらいたいということを申し入れておるのでございまして、きのうあたりから各團體に對して十月二日に申し入れたあの政府の勞働政策に對する對策、勞働組合としての對策を今囘答を求めておるようなわけで、具體的にどういう方法でやるようになつたかということ、たとえば全勞連を中心
もちろん片山さんがどういうことを言われたか知りませんが、われわれの目的は、この失業に對する勞働政策としては、完全雇傭ということを目標としてまいりたいのでありますが、これはもう荒畑さんすでに御承知の通り、私もまたたびたび申し上げる通り、資金の面において行詰り、資材資金の面においてほとんど底をついておる日本の現状においては、生産の増強というものが起り得る要因と稱するものが、きわめて材料が少い、またわれわれとしても
しかし勞働省は勞働政策を立てる省であつて、そういうことにあたる警察官もなければ、いわゆる税務官もないので、これはこの關係各省に要望するよりほかに方法がないのでありますが、昨日のあの提唱は、單なる勞働大臣の提唱でなくて、政府の提唱でございます。政府は今御指摘のような點については、強力にその效果の上る施策を講ずるつもりでございます。
○米窪國務大臣 辻井さんの御質問、まことに時節柄適切かつ深刻なる問題でございまして、私はじめ勞働政策に關係のある政府當局は、非常にこれを心配しておるのでございます。
○川崎委員 私は片山内閣の勞働政策、産業政策の重要な一環をなしておりまする失業保險法が上程されるに際しまして、片山内閣の企業整備、産業合理化についての基本方針を、あえて總理大臣の出席を求めまして、その抱負經綸を質さんとするものであります。 それに先だちまして、實は一言、最近の政局の推移につれて起りました種種の問題につきまして、ぜひ總理の御見解を承つておきたいことがあるのであります。
なおこの際にお聽きしたいことは、われわれは今後の勞働政策の中心として、經濟協議會、すなわち勞働者と經營者が眞に各々の立場にたちつつ、その經濟協議會を利用して、話し合いで物事をきめていくという政治、すなわち經濟協議會の中心主義ということを、民主黨も標榜をしておるのであります。
、同時に勞働者において社會人としての義務を果すために、是非共勞働者がこの敗戰後の日本の經濟復興に協力することを勞働者に懇請するがためには、いわゆる勞働教育の重要性を考えまして、そうして勞働者がいわゆる正しきを踐んで誤らない、そうしてその目的は單に階級的利害の達成のみでなくして、いわゆる國民的利害というものを背景として、自分らこそこの日本産業の復興のいわゆる主人公であるという矜持を持つて貰うように勞働政策
一部の幹部が獨斷専行して多數の意見を求めずに居ながら、いかにも——多數の者の意見のごとく振舞うということは、これは勞働組合の邪道であるというふうに考えておるのでありまして、私左藤さんの御趣旨が實現するような方向に勞働政策を持つて行きたい、かように考えております。
これは全国の勤勞大衆が要望してやまないことでありますし、また使用者側も勞働政策の全貌、この計畫がいかなるものであるかを一日も早く知りたいと待つておるという現状であろうと思います。この計畫を適正に立てまして、さうして間違いのない行政をやつていかなければ、勞働行政の完璧は期せられないと思いますが、こうした面におけるところの安本の所信を承つておきたいと思います。
原則といたしましては、できるだけ通勤地からの募集なり、また通勤地の工場への募集なりを私ども希望しておりまして、今後の工場建設等につきましては、こういう勞働政策の方針を十分頭に入れて、工場立地をやつてもらいたいと考えております。現實の問題といたしましては、通勤地以外からも募集しなければならぬ點があることは、私たちも十分認めております。
この點についてはまだ政府としては、勞働政策としてどちらがよいか、あるいはその中間のユニオン・シヨップがよいかということは、まだ態度をきめておりません。
また勞働組合運動からいつても、健全なる勞働組合主義に背くと考えておるのでありまして、この點は河野さんの御趣旨をよく勞働政策の基本的な觀念の上に織り込んでまいりたい、こういうぐあいに考えております。
そこでその弊害を除去するために、勞働省に連絡會議というものを設けまして、勞働政策については、一元的に其處で決めて、そうしてそれが船員に関する場合は運輸省で執行をする、こういうふうにして行つたら、實際問題の不便は除かれるのではなかろうかということで設けたわけであります。
○山下義信君 段々と合同委員會におきまして質疑が出まして、勞働省の設置に伴いまする當局の種々なるお考えも大分伺うことができたのでございますが、私思いますのに、肝腎の勞働政策というものに對しまする當局のお考えが、まだ私どもにおきましてはつきり掴めないところがございますので、この機會に、御堂局の勞働政策に對しまする確たる御方針を伺いたいと思うのであります。
) 全遞がなされた半ドンの問題はさて置いて、勞働問題と科學的の研究とは非常に密接なる關聯があることは、岩間さんのおつしやる通りであります、これについて、實は勞働省を發足するときに、勞働科學研究所を省内の一部局にしようという意見もあつたのでありますが、これは將來の問題としまして、現在においてはもつと密接なる關聯を勞働科學研究所と保つて、これを助長奬勵して、そうしてそこの研究課題を勞働省が取上げて、勞働政策
勞働政策の點について、一應給與審議會において、標準賃金千六百圓、更に物價のはねつ返りを見て一應千八百圓と決めた經過を簡單に申上げます。大體當時の各業種別の勞働者の受取る賃金を統計に取つて見ましたところ、約千五百何十圓ということになつている。
絶體に必要であると思うのでございます、この點は委員各位の御共鳴を得られることだと思うのでございまするが、この勞働者に、いわゆる世界において勤勉なる國民だといわれておつた日本の勞働者に、その生産性を高揚し、そうしてその勞働能率を高めることを求めるに當りましては、勢い我々としてはこの勞働組合法、或いは勞働基準法、その他の關係勞働法規によつて、その地位が保障された法規を、十分にこの目的を實現するように勞働政策
勞働組合法がございますし、勞働委員會が存立しておりまして、今後こういう不正なる事件に對しましては、峻巖な公正な態度をもつて、あくまでも勞働組合法の威巖が維持されるに違いないとは存じますが、しかしかような事件が今後しばしば起るといたしますれば、この問題に對して勞働省當局の御意見なり態度なりというものが、私は勞働政策の上に非常に重要であるのでないかと考えるのでありますが、これはまだこれから先のことでありますから
これが資本家に對する警告にもなりました勞働者に對して勞働者のとる勞働政策というものが、勞働者にとつて非常に有利なものとなるという観念を與えますことが、私は勞働組合を健全に發達させ、勞働者の生産意欲を向上させる上に大きな力となるものと考えるのであります。
しかしながらこういうぐあいに生産性の高揚と、勞働能力の發揮をわれわれが期待するためには、ここに強力なる勞働政策を實施しなければならないのでありまして、それがためには、勞働者の福祉と、職業の確保とをはかつて、勞働問題を圓滑に解決處理し、勞働者の生活を確保していくことが必要となつてくるのでございます。
またもう一つの點は、産業復興會議というものに對して勞働組合が相當のウエートをもつ、そして眞に日本の産業を復興するためには、健全な、かつ進歩的な事業者と提携していかなければならぬという點に、かれらの運動傾向が向いつつあることは、勞働省としてもまことに慶賀すべきことだと考えておりまして、生まれる勞働省の勞働政策は大體そういつた線に向つて指導していきたいと考えております。
というものに加盟した者が六千萬とか七千萬とかいうのですが、これはその國の勞働運動が自主的にこれに對して加盟を決すべきであつて、たとえばアメリカのごときはG・I・〇はこれに加盟しておりますが、A・F・Lはこれに加盟しておらない、こういうことであくまでもこれは日本の勞働運動の自主性によつて決定すべきであつて、政府がこれを奬勵したり、あるいはこれを反對阻止するということはしないというのが、政府のこの問題に對する勞働政策